台湾4日目。
花蓮のホテルがグレードが高かった。浴槽とは別にエロシャワー室もついてたし。
嬉しかったのは朝食バイキングの料理が保温器で温められていたこと。これは大きい。パン食。今日も冒険なし。
恋する花蓮を出発。
太魯閣へ。ここはすごかった。大理石の産地で、巨大な岩山がそびえる絶景ポイント。もし筆と墨と紙があったなら、山水画を描いていた所だ。描けないけど。
台湾藍宝石のような川の水の色。
ダイナマイトと手掘りで掘削しているらしい。右も左も大理石。手掘りの凸凹の跡の残るトンネルの中を歩いていく。奇観。
これだけの絶景でありながら、世界遺産ではない。申請しても中国が邪魔をするらしい。中国は台湾が独立しようとするのをよく思っていない。
石の屋、という大きなお店でショッピング。翡翠を加工した宝飾品や置物が並ぶ。いいデザインのものがあれば買おうかな、と思ったけれど、ピンとくるものはなかった。店内撮影NG。外の犬ちゃんが可愛い。
特急列車に乗って、花蓮・カーペンターを出発。駅弁を食す。おかずの7割が八角味で、またか…との思いだが、意外と全部食べられた。こちらの味付けに舌が慣れてきたのか?
いや、そもそも八角は好きなのだ。麻婆豆腐作る時に入れたりするし。ひとかけらだけ。ほぼ全部の料理に八角が入ってるってのがどうも苦手だ。節度の問題。
台北到着。辰野金吾作の台湾総督府はバス車内から見学。東京駅にくりそつだ。
土産物屋でショッピング。添乗員さんが勧めてくれたパイナップルケーキは試食したらとてもうまかった。高山烏龍茶とともに購入。試食で食べたはすのみのお菓子や、ドライマンゴーも美味しかった。お土産には困らない。
故宮博物館へ。巨大で敷地がかなりヒロシ&キーボーなので、とても全部は見切れない。見所を知る添乗員さんの解説をヘッドフォンで聴きながら歩を進めていく。
コロナウイルスの影響で、少しも混んでおらず、快適に鑑賞できた。写真は撮り放題なので、皇帝のお宝写真(というと語弊がありそう)をばしゃばしゃ撮影できる。
玉や書画、宝飾品など色々な展示コーナーがあるが、私がテンションがぶち上がったのは陶器のコーナー。こんな陶器がうちにあったら、さぞかし食卓が華やかであろう。おんぼろ我が家には不釣り合いにも程があるが。うちの家賃が100万光年分は払えるぐらいの価値があるのだから。
では、いくつかお宝写真を公開。
良い。
可愛い。
カッコ良い。
洒落てる。
イカス。
…。
私には美術品を批評する素養もボキャブラリーも全くなかったんだった。でも、とても眼福。良いものを見た。
そしていよいよ九份へ。
続く。