銀河の逃避行

今、万感の思いを乗せて汽車が行く

書評

作詞家・阿久悠が、オイルショックの時に暗い世相を明るくしようと思って編んだ詩とは。

作詞家の阿久悠が著した、『夢を食った男たち「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代』を読んでいる。 夢を食った男たち 「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫) 作者:阿久 悠 発売日: 2015/07/17 メディア: Kindle版 スタ誕にまつわる回顧録で、むち…

トイ・レコード・メーカーを勢いで注文したら。

勢いでポチっと予約してしまった。 シンセサイザーの時も、テルミンの時も我慢したのだけど、今回は我慢がならなかった。 学研の「大人の科学マガジン」、こんなものを発売するとは。 【Amazon.co.jp 限定】トイ・レコードメーカー 増量版 (大人の科学マガジ…

「昭和40年男」の「俺たちど根性世代」特集、根性についての私語り。

コンビニに「昭和40年男」という雑誌が並んでいたので買ってみた。 昭和40年男 4月号 「俺たちど根性世代」というコピーが目を引いた。 根性か…。すっかりアナクロな響きとなってしまった。 私自身、この根性という言葉に踊らされた時期もないではない…

虚実の判らないエピソードと嘘八百でクスッと笑わせる、高木壮太著「新 荒唐無稽音楽事典」。

高木壮太著「新荒唐無稽音楽事典」。 音楽にまつわるエピソードやトリビアが事典の体裁で記載されているのだが、いくら音楽が好きでも、真面目すぎる人は買うのを控えた方がいいかもしれない。書かれている情報は虚実ないまぜであり、一部ふざけていたりする…

ダン池田「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」レビュー。歌謡曲黄金期を影で支えた男の鬱積。

暴露本のハシリとも言える、ダン池田著「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」を読む。 ダン池田著「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」はまの出版 昭和60年1月20日初版発行 裏表紙に レコード大賞を辞退する歌手が続出するのは、いったいぜんたい、どんな理由があるの…